当寺は宝くじ発祥の地であり、もと箕面富と称しました。元旦から7日までの参詣者が自分の名前を書いた木札を唐びつの中に入れ、最終日に寺僧がキリで3回突き3人の当せん者に対して福運の“お守り”を授けたのが始まりとされています。四百年前より続いており、現在は毎年十月十日に実施しています。当たる物は伝来の特別お守りで”招福と健康”にご利益があります。
境内入り口では、19世紀初めに光格天皇から下賜され京都御所より移築された、総欅造りの四脚門の山門が出迎えます。
そして瀧安寺の看板ともいえる瑞雲橋と鳳凰閣。心が洗われ落ち着いた気分になります。2018年の台風19号で甚大な被害を受けましたが、人々の温かい支援により修繕をおこない、約2年後復活。その際屋根の頂に金色の鳳凰を設置。一層気品と風格が漂います。紅葉の季節にはライトアップも行われます。
宝くじ発祥の地であると同時に、日本最初にして最古の弁財天をご本尊としている箕面山瀧安寺。多くの修行者が入山しており、名高い宗教家である行基、空海、法然、日蓮などもここで修行したと言われています。
まさに他に類を見ない荘厳なるパワースポット! 宝くじを買う前に行くしかない?!
所在地 :〒562-0002 大阪府箕面市箕面公園2-23
関連HP : https://www.ryuanji.org/