近鉄「藤井寺駅」を南に約200m歩いた所に鎮座する「辛國神社」(からくにじんじゃ)。
5世紀後半に創建されたと言われる大変歴史のある神社です。日本書紀に「雄略天皇十三年春三月、餌香長野邑(現在の藤井寺市の辺り)を物部目大連(もののべのめのおおむらじ)に賜う」とあり、物部氏の祖神「饒速日命」を奉斎したのが神社の始まりとされています。
6世紀後半、一族の物部辛國連が祭祀の中心となり、辛國神社と称するようになりました。平安時代に入ると、朝廷の神祇官の神名帳に記載され、格式ある官社に列せられ、春日大社から「天児屋根命」を勧請合祀しました。
まずは参道。多くの寺社に参道はありますが、深い緑に覆われた真っすぐに奥行きのある景観は、それだけで厳かな中にも清々しい運気を感じます。1989年に「大阪みどりの百選」に選ばれています。
鳥居をくぐって参道をぬけると、広々した空間に風格ある社殿が建立されています。運気を高めてきところで参拝すれば、願いも叶いそうですね。
こちらのご祭神は五柱。健康・出世開運・合格祈願・縁結び・厄除け・運気向上・子授けなど、あまねくご利益があるとされています。
辛國神社では、さまざまな年中行事が催行されています。中でも、御例祭と呼ばれる秋祭りは、1年の中でも最も雄大で大切なお祭りです。
秋の恵みに感謝する行事で、氏子地区のだんじりやふとん太鼓が練り歩き、とても賑やかです。
参拝をすませたら、縁起物を見てみるのも楽しみのひとつ。御朱印や様々な御守・御札があります。自分の祈願にあったものを手にして、しめくくりましょう。宝くじファンなら、やはり金運守り、でしょうか!?
この他にも、春日稲荷神社・春日天満宮・伊勢神宮遥拝所・手水舎などゆっくり参拝、散策できるスポットがあります。運気・パワーを身にまとったら、宝くじで運試しをぜひどうぞ。もちろん先に買ってから参拝してもOKです!
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