仙台から車で3~40分。仙台の奥座敷、秋保郷の中心に鎮座する「秋保神社(あきうじんじゃ)」。秋保温泉でのんびりした折に参拝した方もいらっしゃるかもしれませんね。
主祭神「建御名方命」をはじめ、「天照皇大神他七柱」が祀られています。
秋保神社は「勝負の神」として有名ですが、その由来は平安初期に征夷大将軍、坂上田村麻呂がこの地に熊野神社を祀ったことに始まると言われています。その後、平盛房が領土恢復を祈願して叶ったことから、信州諏訪大社から御分霊を勧請し、「戦いの神」として崇敬されるようになりました。江戸時代には、武家の守護神として伊達家の庇護を受け、現在まで「戦の神」→「勝負の神」として、多くの人々に崇敬されています。
大鳥居をくぐると、まず驚くのが「勝負の神」と書かれたのぼり!境内までどこまでもつらなっています。地元スポーツチームの有名選手の名前もあり、まさに「勝負の神様」に近づいていく気がします!ちなみに、こののぼりはだれでも奉納することができるそうです。宝くじファンなら、つい「宝くじ買って(勝って)、大当たりを!」と祈願してしまいそうです。
ご利益は、勝負だけではありません。境内の銀杏は古くから御神木として親しまれ、秋になるとたくさんの実をつけ、その姿はまるで子供を抱えているかのようで、子宝・子育ての信仰を集めています。
また御創建1200年の年、境内で見つけられた柿の奇木の姿は、まさに「山の神」。中心の丸い部分をなでると「子宝和合」のご利益があるといわれてます。
さらに縁結びの御神木「たらよう」、「開運桜」もあり、パワースポット満載です。
年間行事も数多く行っていて、多くの善男善女が参拝に訪れます。世の中が早く平常に戻って、活気あふれる祭ができると「気」もアップしますね。
参拝記念に縁起物も気になるところです。様々な授与品があり、迷ってしまいますが、自分の祈願にピッタリなものが見つかるとうれしいものです。やはり、「勝負に勝つ」関連がいいでしょうか。
自然豊かな神社に参拝がてら、ゆっくり散策して運気アップしてみてはいかがでしょうか。その前後に温泉か宝くじ売場にも!?