東武アーバンパークライン「高柳駅」「逆井駅」から車で約5分、沼南の森市民緑地に鎮座する「塚崎神明社」。鎌倉時代末期の創建と言われていて、通称「神明様」と呼ばれ、地域の人々に昔から親しまれ、崇敬されています。
神明社とは、天照大神、伊勢神宮を祀った神社のことだそうで、こちらの主祭神は天照大神、応神天皇、武甕槌神。
小高い丘一帯が境内となっていて、全体が「気」を高めてくれるパワースポットになっています。
正面の階段を上がっていったところに灯籠と鳥居があり、その奥に拝殿が佇んでいます。石灯籠が参道の両側にきれいに並んでいて、参拝の気持ちを高めてくれます。拝殿は新しくなっています。
境内には千葉県天然記念物の大榊があり、現在は若木が育っています。
寺社にある木は、本当に「気」を持っているようで、思わず手を合わせたくなりますね。
手洗鉢は、1枚の石で作られているのでしょうか、どっしりとして重厚感と歴史を感じさせる造形物になっています。寛文九年と刻まれています。
境内社のひとつ、「子の神社」は、大国主命を祀った神社で、五穀豊穣・商売繁盛・開運招福などにご利益があるそうです。
この他にも、猿田彦神社や子安社、珍しい疱瘡神社、ユニークな狛犬など参拝・見所が数多くあります。
また、柏七福神のひとつ「大黒天」がこちらに祀られています。
毎年10月には、神楽殿にて「十二座神楽」が奉納されます。古代神話を基に十二の舞曲からなりたつ荘厳な歌舞伎で、地元の有志で大切に継承され、多くの善男善女が参拝に訪れます。
伊勢神宮とつながりが深い神明社、小高い山全体がパワースポットになっていて、「気」が宿ってくるようです。開運ご利益祈願と合わせて、ゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。
宝くじファンにも大きな「福」が訪れますように!