関東鉄道常総線大宝駅から徒歩数分、茨木県西部に位置する下妻市内に鎮座する「大宝八幡宮」。こちらは、関東最古の八幡宮として知られています。
大宝元年(701年)、藤原時忠公が、筑紫の宇佐神宮を勧請創建したのがはじまりです。平安末期にはすでに八幡信仰が盛行していて、平将門公も戦勝祈願のために度々参拝し、当宮の巫女によって新皇の位を授けられたと伝えられています。
文知五年(1189年)、奥州征伐平定の日、源頼朝公が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請し摂社若宮八幡宮を創建されました。
本殿は、国の重要文化財に指定されています。
八幡様は全国に数々ありますが、ここ大宝神宮が関東最古の八幡様であり、多くの方に崇敬されている所以でもありますね。御祭神は、
誉田別命(ほんだわけのみこと)
・・・第十五代応神(おうじん)天皇(八幡様)
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
・・・第十四代仲哀(ちゅうあい)天皇
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
・・・神功(じんぐう)皇后(仲哀天皇の皇后)
八幡大神様は、あらゆることに霊験あらたかといわれていますが、宝くじとしては、やはり金運・財運が気になるところです。
そもそも社名の「大宝(だいほう)」とは・・・西暦701年、朝廷に対馬産の金が献上されました。これを朝廷は大変喜び、この年を大寶(だいほう)元年と改めました。
この年に創建されたのが大宝八幡宮です。つまり、社名の「大宝」とは、創建当時の年号であり、「金」のことです。
「おおきなたから」 まさに宝くじにピッタリですね!?実際、その名の通り金運・財運に大きなご利益があると言われていて、宝くじ当せん祈願に訪れる方も多くいらっしゃいます。そして大当たりが多数出ています。
宝くじ売場(チャンスセンター)でも、皆さまに金運が舞い込みますよう、祈願をしています。
2022年も、近隣の下妻イオンチャンスセンターで、ミニロト1等1,401万円が出ました!
神社でも当せん祈願の申込を受け付けています。ぜひ皆さまも大宝神社のご利益を感じて、参拝してみてはいかがでしょうか。参拝の後、宝くじを買うか、買ってから参拝するか・・・どちらでも!
大宝神社参拝は金運スポットとしてだけではありません。たくさんの行事も行われていて、1年を通して訪れる楽しみもあります。
中でも有名なのは、「あじさい祭り」と「タバンカ祭」。あじさい祭りは、6月中旬~7月上旬に行われ、300種4,000株を超えるあじさいを楽しめます。
また、タバンカ祭は、9月第1土曜日に行われますが、全国でもここでしか見られない珍しい火祭りです。松明を持った役所が境内を駆け回り、火の粉をふりかけます。火の粉を浴びると火の災いを免れると言われているそうです。
あじさいだけでなく、境内は四季折々の自然を満喫できるスポット満載で、参拝の折にゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。
下妻イオンチャンスセンター