大阪市平野区にある杭全(くまた)神社は、貞観4年(862年)に征夷大将軍坂上田村麻呂の孫である坂上当道が、牛頭天王(ごずてんのう/スサノオノミコト)を祀る祇園社を創建したのが始まりとされている、大変歴史の古い神社です。
杭全神社の御祭神は以下の3柱です。
第一本殿:牛頭天王。天照大神の弟で、ヤマタノオロチを退治した神。
第二本殿:熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)。伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊の3神。
第三本殿:熊野證誠権現(くまのしょうせいごんげん)。日本を造った神。
本殿三棟は全て国指定重要文化財に指定されています。
はるか昔、疫病がこの地に蔓延した時、御神から授けられた籾(もみ)を田んぼに植えたところ疫病が鎮まり、豊作に恵まれました。それ以降、春に豊作を祈るお田植神事を行い、神事で播かれる籾は「福の種」として皆が持ち帰るようになりました。
現在では薄型の五円玉のような形をしたお守りとなり、「金運福種」と書かれた中央に籾が一粒入っています。「福の種」を財布に入れると「一粒万倍」のご利益があると言われています。
境内にある樹齢1000年の楠、700年のイチョウからは他にはない運気を感じます。まさにこれぞパワースポット!
杭全神社の夏祭は、毎年7月11日から14日までの4日間で、九台のだんじりの曳行があり、大阪でも指折りの規模を誇ります。
杭全神社至近の宝くじ売場、平野駅前チャンスセンターでは2022年4月にミニロト1等 1千7百万円、平野東チャンスセンターで2022年5月にビンゴ5(ファイブ)1等181万円と、1等大当たりが続出中!これぞ「福の種」の一粒万倍のご利益か!?
所在地 :大阪府大阪市平野区平野宮町2丁目1番67号
関連HP: https://kumata.jp/