赤穂と言えば赤穂浪士を思い浮かべる方も多いと思いますが、この赤穂大石神社には大石内蔵助を含む四十七義士が祀られています。 歴史は比較的新しく、明治天皇の宣詔を受け、大正元年に建立されました。赤穂浪士が登場する「赤穂事件」は、江戸城内松の廊下で浅野内匠頭長矩が吉良上野介に刃傷に及んだ際、当時の将軍徳川綱吉が吉良を無罪放免とする一方、浅野内匠頭だけに即日切腹を命じた上、浅野家は取り潰しとなったことに始まります。
その後紆余曲折がありましたが、翌年12月に長矩の家臣大石内蔵助良雄ら四十七義士が吉良邸に討入り、見事に主君の無念を晴らし 幕府の失政に一矢を報いました。そして2か月後、義士たちは武士として最高の名誉である切腹処分を受けることにより、事件は劇的な終焉を遂げました。
その翌年からこれを題材とした歌舞伎・浄瑠璃・講談等が数多く上演されるようになりました。客が入らないときでもこれをやれば当たると言われていたそうです。
徳川幕府成立後約100年太平の世の中に、主君の遺恨を晴らすべく命を懸けた四十七士の忠義の物語はまさに「武士道」を体現したとして民衆の心に響いたのでしょう。多くの演目が作られる中でいつしか赤穂事件を「忠臣蔵」と呼ぶようになりました。
紆余曲折がありながら主君の無念を晴らすという大願を成就させた四十七義士。境内には四十七義士の石像がずらりと並んでいます。まさに大願成就のための超絶パワースポットと言えますね!また、一文字流しで忘れてしまいたいことを水に流してしまうこともできますよ!
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赤穂大石神社
住所:兵庫県赤穂市上仮屋131-7